ケトン体の作り方をじっくり

今日のテーマは、「ケトン体の作り方」です。

まず材料からです。重要な順に、書いてあります

先ずはなんといっても脂肪、これですね。そして次にたんぱく質、そして忘れてはいけないのがビタミン、ミネラルです。

食物繊維も重要な栄養素だと思います。

 


最重要の脂質から行きましょう。

なぜケトン体を作るのに脂質が最重要なのかというと、

ケトン体が脂質からできているからですね。ここは非常に重要です。

基礎知識ですが、脂質は体内で代謝され、アセチルこAになり、ケトン体になります。

脂質もなんでもいいというわけではなく、そのには十分こだわりましょう


一番重要なのが、必須脂肪酸と言われる油です。

必須脂肪酸とは何か、わからない人のために一応説明しておきます。

必須脂肪酸とは~。具体的には、オメガ3とオメガ6系の脂肪酸になります。

 


まずオメガ3から行きます。

オメガ3系の脂肪酸は動物性と植物性に分かれますね。

わかりやすく言うと、動物性オメガ3が、青魚などから摂取できるEPADHAといった油のことです。植物性オメガ3はアマニ油、エゴマ油、そしてチアシードの3つが有名ですね。

 

結論から言うと、植物性オイルより動物性オイルのほうをしっかり摂った方が良いです。どうしてかというと、①酸化した油は悪い油、になってしまうからですね。植物性オイルは動物性オイルに比べて酸化しやすいです。もう一つ、動物性のほうがいい点として、このαリノレン酸は体の中でEPAになって、DHAになって吸収されるのですが、それぞれの過程で酵素が必要で、日本人はこの酵素が少ないといわれているからです。

 

要するに、EPADHAを摂った方が、吸収効率がいいということです。

 

ではこのオメガ3、どのくらい摂取すればいいかというと、検索すると通常1gは必要と言われています。でも、これはあくまで通常の場合です。糖質制限をする人は、リノール酸の摂取も必然的に多くなりますので、肉を通常の人の倍食べるとして、最低でも2グラムは必要だと思っています。体質や目的などに合わせて4gまでは安心して摂取できますので、積極的に摂るようにしてください。

 


裏ワザとして、
LDLコレステロールが150以上ある人なら、「脂質異常症」という不名誉な病名がついてしまいますが、医療機関で採血して、医師にオメガ3を処方してもらうという手があります。

出してもらうならロトリガがいいと思います。日本で初めてEPADHAを含有した医療用薬品だそうです。小粒になっていて飲みやすいというのもおススメポイントです。受診をお勧めする理由として、やっぱり、糖質制限は自己流ではなくて、医師と一緒に取り組んでい欲しいなという思いがあるからです。定期的に採血して、医師と信頼関係を作っておくことはけっして有害にはなりません。

わからんちんの医師であったとしても、採血さえしてもらえば、自分で判断することもできますので、やはり、安全点検のためにも時々は病院に行ってほしいなと思うわけです。

 

ロトリガは、EPADHA合わせて840mg摂取できます。医療用なので安心で安全、そして保険適応であれば3割負担で購入できます、その点もお得です。

 


オメガ3系の脂肪酸をしっかり摂るべき理由の一つとして、「よい細胞膜を作る」という目的があります。栄養素をしっかり吸収するためにも、柔らかく強い細胞膜を作るというのは重要です。
EPADHAをしっかり摂るというのは、良い細胞膜を作ることに直結します。頑張って摂取してください。


もう一つの理由は、オメガ3系の油の抗炎症作用を期待したものです。

オメガ6系の油は炎症を助長します

対して、オメガ3系の油は、炎症を鎮める働きがありますので、特にアレルギー体質の方、がんの方、体質を変えたい方はしっかりオメガ3を摂取された方がいいと思います。

 


オメガ3系の油、鉄、ビタミン
Cはセットで考えたほうが効率がいい話。

ケトン体を作るのに鉄は必須です。

鉄は、炎症があると、利用しにくくなるということを覚えていてください。

 

 


炎症を抑える、オメガ3系の油、特に
EPADHAをしっかり摂りましょう。合わせて、鉄をしっかりと取り、その鉄をしっかり吸収するために、ビタミンCを合わせて摂るとより吸収が良くなるということです

 


脂肪選びの要点です。

まず酸化していない油を摂りましょう

そういう意味で、動物性のほうが優秀ですね。

それと、いい油をなるべく偏らずにまんべんなくとっていただけたら、より、いいケトン体ができると思います

 

繰り返し言いますが最重要はオメガ3です。

 

 


脂肪の摂取量について説明します。

脂肪の摂取量は、人によって、適正量は違います。個人差が大きいので、何グラムと簡単に言うことはできません。できたら、詳しい医師に相談し、目標値を設定できたらいいんじゃないかと思います。

尿ケトン体を目安にするといいんじゃないかと思います。

目的に合わせて脂肪の質や量を試行錯誤しながら調整し、最終的には尿ケトン2+、血中ケトン体1000以上を目指したいですね。

 


次に蛋白質にいきます。

たんぱく質を選ぶ要点は次の5つです。

1アミノ酸スコアが高い 2 鉄が多い 3.ビタミンB群が多い 4.亜鉛が多い 5.マグネシウムが多い。

ひとつづつ検索すると、選ぶべきたんぱく質が絞れてくると思います。

先に答えを言うとすれば、これです。

これをまんべんなくとるといいと思います。

たんぱく質の摂取量ですね。

共通して言えるのは、1日の摂取量が体重グラムを割らないという点です。

体重50kgの人は50gのたんぱく質は最低でも毎日摂取しましょう。

糖新生のことを考えると、たんぱく質は食べ過ぎも注意が必要です。

肝臓は優秀で、足りなくなったラブドウ糖をせっせとたんぱく質から作ってしまう人もいて、そういう方は血糖値が下がりきらなくてなかなか有効なケトン体が作れないということにもなりますので、体重の2倍は超えないように調整されたほうがいい方のほうが多いと思います。必要なたんぱく質の量は個人差が大きいので、ここも専門家としっかり相談できたら、した方がいいですね。

 


飽和脂肪酸でお勧めは、バターとココナッツオイルですね。

生クリームもケトン体をあげてくれるのですが液状でおいしいので、摂りすぎてしまうのが難点です。

 


次にビタミンの要点です。

ビタミンは、この表をみてもらったらわかるように、エネルギー、すなわちATPを作るいたるところに、様々なビタミンB群を消費します。

 

ビタミンB群不足はエネルギー不足に直結しますので、サプリを摂ってでもしっかり摂取したほうがいいとおもぃます。

 

そして、ビタミンCですね

ビタミンCはストレスでも消費されますので、本当にしっかり摂らないと多くの人はビタミンC不足になってしまうと思います。摂りすぎかもと思うぐらいしっかり習慣的に摂った方がいいですね。

 

脂肪を細胞に取り込むときにもビタミンCを消費します。しっかり摂取してください。

 


最後にミネラルについて

 

ミネラルはなんといってもです。そして、300種類以上の酵素の補酵素になる、マグネシウムと亜鉛が必要です。

 

それぞれに多い食品を検索し、たんぱく質以外のミネラルをまとめたのがこちらです。

 


ナッツや種類は比較的多いですね。しっかり摂りましょう。おススメはサクラエビと抹茶、ココア、そしてアオサです。

 


そして忘れたらいけないのは腸内環境です

腸は第二の脳と言われています、痩せるかどうかは腸が決めるといっても過言ではないと思います。必要な栄養をしっかり摂り、合わせて、腸内細菌を意識した食生活を心がけると、ケトン体も上手に出せるようになる人が多いです。

 

1個の細胞当たり、300個のミトコンドリアがいるといわれていますが、300個×60兆のミトコンドリア、そしてそれだけじゃなくて30000種類、1000兆個の腸内細菌まで味方につけられたとしたら、素晴らしいと思いませんか

 

味方は多い方が心強いですものね

 

今日は、ケトン体の上手な作り方、材料編でした!

YouTubeに動画もUPしました!

15分くらいで見れます、

時間があったら見てくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

■略歴 1977年11月28日宮崎県宮崎市生まれ。宮崎市在住、3児の母。現役ナース。自身糖尿病のサラブレッド家系であることから糖質制限をはじめ(2014~)、思いがけず長年のアトピー性皮膚炎を克服したことから糖質制限の可能性に魅せられ糖質制限にどっぷりはまる。よりわかりやすく、多くの方に糖質制限を伝えるべく、2015年4月に熱血ナースMrs.GAGAとしてブログを開始。糖質制限ブロガーとして全国に知られるようになり、「2枚目の名刺」として各地でセミナー、講演会なども行いながら、糖質制限の普及に努めている。 ■著書 『糖質オフのススメ!』(2016年10月発売)(2017年1月1日時点で5000冊完売) ■得意テーマ 血糖値測定/糖化と酸化/炎症/糖質制限とがん/ケトン体活用/ダイエット 体質改善/検査データ改善/医師とのコミュニケーション方法/糖質制限のマインドセット/家族ではじめる糖質制限/ ■講演歴 ・世界一聞かせたい!!あなたの人生を変える糖質制限との出会い!ドラマチック糖尿病教室~革命~ ・家族ではじめる糖質制限スタートアップセミナー ・脱肥満県!宮崎の未来を考えるシンポジウム~糖質制限という選択~ ・自立のカタチinnovation conference「脱公的サービス」~介護保険からの卒業を考える~(終活×糖質コントロール~栄養指導innovation~) ・知らないと損する「食事と健康の新常識」~糖質オフが未来を変える~ ・精神科薬減薬セミナーin宮崎「うつ病を克服する栄養学的アプローチ」 ・教育講演「生きる力を育む食の本質を改めて考える」~命の現場からナースの感じた食事と健康のリアル~ ・ホームホスピス宮崎暮らしの保健室「えがおキッチン」糖質制限食について ・自立ラボ 高齢者のWell-Beingを支える栄養の知識と食事のあり方を考える ・経営者のためのカラダマネジメント講座~倒れたら困るあなたが知るべき食事と健康の知識~ ■資格 正看護師 ほめる達人検定2級