いい患者になる、いい医者になる

上手な医者のかかりかた

大学病院に貼っていた、1枚の掲示物にふと目が留まりました。最近、患者も、そして医師も。ともに満足度の高い医療を実現するために必要なことって何だろうと考えることが多かったので、これを読んでとても納得させられました。

コミュニケーションの大事さ

高い技術とか、幅広い専門的な知識とか、医師としてそれを極めることも重要だと思うのですが・・・そして私たち患者も、それを目指して病院を受診するのですが・・・

傍目でナースとして、医師と患者、そして家族を客観的に見ていて思うことは、
結局、満足度を左右するのは、技術や知識ではなくって「コミュニケーション」なんだなってことです。

それも、そんなに大げさなことではなく、診察室に入った瞬間の「目を見た挨拶」だったり、よく来たね~という「笑顔」だったり、「声かけ」だったり、うなづいてくれたり、

興味を持って聞いてくれている姿勢だったり。

人気のある医師というのは、やはりそこ辺に長けていて、多少待ち時間が長くても患者さんが文句も言わず待つんですね。

机にカルテが山積みになっていても、人気のある先生にかかっているという別の満足感も得られるので、診察時間が短くっても、ニコニコしながら帰っていくんですね。

人気のある先生は患者さんのこともよく知っています。病名や数値だけでなくって、患者さんのお仕事やご家族構成などもよく出てきます。

何気ない会話をよく覚えていて、メモされてるんです。それを診察前に読み返して前回の診察の様子を思い出しながら診察に臨まれている先生を見て、人気の秘密はここだよな~・・といつも思っていました。

医は仁術?

まずは、「病んでいる方が来る」という病院の性質上、先に医師の心構えが重要な気がします。
少なくとも、一方的に診察して次来る日を決めてハイ終わり、じゃ・・・満足も何もあったもんじゃありません。

患者さんの多さや、面倒な患者さんとのやり取りにいつも疲れていて、診察の合間にため息をつき、

山積みのカルテを消化するマシンのように患者を診てまたカルテを回す。入院を取らなければベッドが空いていて上からチクチク言われるので入院もすすめないといけない

入院とるなら取るで入院の指示だし、書類作成、返書作成・・することは山ほどあり、はっきり言って大きな病院のドクターはみな疲れています。

特に「初診」は大変で、大概のドクターは嫌がります。処理しないといけないことが多く、全体像の把握に時間がかかるからです。

せっかくたくさん情報を集めても、キーワードになりそうなことを端的に書かないと、「長い文章は見たくもなくなる」ことも知っているので、せっかくの情報も生きず、お蔵入りになることも多くなります。

 

医療って、誰のために。何のためにあるんでしょう。
これじゃ、合併症だって減らないですよね。

 

病院の機能別分類が重要なのでは

治験も任される大病院で働いていて思いましたが、病院には機能別分類がもっとされるべきなんじゃないかと思います。

大きな病院は、大きな病院としての役割がしっかりあり、その機能を生かすことこそ重要。
だからこその「地域連携」ですよね。

基本は「かかりつけに返す」ここがしっかり働かないと、大きな病院の先生方は、疲弊していくばかりです。かかりつけ医と、大病院の先生の良好な人間関係も重要ですね。

面倒だから大病院へ「投げる」
はたから見ているとそんな先生も多くいらっしゃり、これもストレスの原因になっているようです。

大きな病院には大きな病院の。小さな病院には小さな病院の。
役割がしっかり生きていくといいですね

患者さんも考えないといけない

面倒くさい患者にならないことも重要です。

大きな病院のほうが安心。有名な病院にかかりたい。それもわかります。
わかるんですが、大きな病院には大きな病院のこういった事情があることも、患者さんには知ってもらうべきなのではないかなと思います。

自分の状況を伝えたい、
自分の話を聞いてほしい、
自分の苦労をわかってもらいたい

マシンガンのように話す患者さんもいらっしゃいます。しかも、話が回りくどかったり、まとまらなかったり・・・・聞いているほうは疲れます。

できるだけかかりつけの小さな病院で、解決できることはしたほうがよい気がします。

めんどくさいにもいろいろありますが、
お任せと言っておきながら、処方を飲まない。副作用の文句を言う。
治療方針を聞き入れてくれない。

そんな患者さんは医師のほうだって、あまり診たいもんではありません

してほしい治療があるなら、論理的な話の出来る資料を持っていくことも必要かもしれません。

 

より良い関係づくりはあなたにも責任が

これは、患者にも、医師にも両方に言えることだと思います。


お互いに思いやりの心で


メモを活用しましょう。お互いに。

これは、言った、言わないのトラブルを回避することにもつながります。

時間を有効活用するためにも、メモがあると実際非常にスムーズで。大事な情報なので、メモは捨てない先生が多いですよ。

たくさんの患者を診るので、医師もすべての患者の名前や顔を覚えられません。
記憶にも残りやすいし、時間短縮にもつながり、お互いにいいことしかありませんのでお勧めです

あとは、お互いにいい関係を築こうと努力しましょう。

特にお医者さん側です。
プライド、ちょっと置いておいて、患者側にもっと歩み寄りましょう。

医師だって何も完璧な人はどこにもいなくって、助けが必要な弱い人間の一人だと思ったほうがいいかもしれません。

お互いに理解しあう姿勢ってホント、大事ですよね。

 

そうやって、お互いに、一方的な希望、事情を押し付けあうのではなく、
思いやりをもって譲り合ったときに、良好な人間関係、理想の医療が築けるのではないでしょうか

 







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