デジタルシフトが加速するビジネスの現場において、ノーコード・ローコード開発ツールを採用して業務プロセスを自らの手でデジタル化しようという動きが広がりつつある。なかでも、複雑な業務プロセスをデジタル化するワークフロー機能とWebデータベース機能を兼ね備えるドリーム・アーツの「SmartDB」は、デジタルトランスフォーメーション(DX)ブームのさなか、組織に“デジタルの民主化”をもたらすデジタル化によるカイゼン基盤として大企業を中心に採用が広がっている。
「SmartDB」を活用すると、プログラミング経験がなくても誰でも業務アプリケーションを開発でき、業務部門が主導して業務をデジタル化できる。しかしそうは言うものの、「誰でもできる」というのは本当なのか。今までアプリ開発経験のないフロント業務やバックオフィスの現場でどのように使っていけばいいのか。そもそもデジタルの民主化とはどういうことか――。業務をおこなう業務部門視点では、そういった疑問が生じるのは当然である。
そこで今回、ドリーム・アーツの非IT部門で働くメンバーが、ユーザーと同様な条件のもと、「SmartDB」を使って自らの業務効率化にチャレンジした。それぞれが仕事の“困りごと”をどう解決したのか。本稿では、プログラミング経験のない業務部門の若手社員3名による、「SmartDB」を活用した実業務のデジタル化体験レポートをお届けする。