2021年12月10日 10時10分 (12月10日 11時45分更新) 多くの女の子が10~15歳ごろに迎える初めての生理、初経(初潮)。そろそろ準備を、という年ごろの子どもと一緒にできる準備や、ケアについて伝える際の留意点を、性教育の専門家に教わった。(今川綾音)
携帯セット、母娘で一緒に
「娘が生理を迎える前に話しておかなければと思っているが、どんなことを、どのタイミングで伝えたらいいか」。小学4年の娘(10)を育てる東京都内の母親(43)は悩んでいる。 「生理の話をしづらければ、10歳の誕生日といった何かの節目に合わせるといいのでは」。こう提案するのは、夫で病理医のたかおさん(39)と医師ユニット「アクロストン」を組み、性教育の親子向けワークショップを開いている産業医のみさとさん(39)だ。 携帯用の「生理セット」を親子で一緒にそろえると、会話のきっかけになる。セットは生理用のショーツとナプキン、その2つを入れるポーチの3点。突然生理が始まる場合に備え、ランドセルなどに常時入れておくよう声かけしたい。 今はショーツやナプキンも色やデザインが多様だ。「お気に入りのものを選べば、安心して初潮を迎えられます」。みさとさんもたかおさんとともに、小学6年の長女...中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。
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