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多くの人に選ばれる検索ポータルとして「Google 検索」が築いた地位は、いまや確固たるものだ。しかし、以前と比べて検索結果の当たり外れが大きくなったことは間違いない。最近の検索結果ページに並ぶのは信頼性が高い正確な回答ではなく、広告やおすすめの検索結果、SEO(検索エンジン最適化)に長けたウェブサイトばかりなのだ。【画像をみる】覚えておきたいGoogle 検索の「4つのテクニック」Google 検索で適切な結果を得るには、単にキーワードをいくつか入力して最適な検索結果が出ることを願うだけでは足りない。以下に挙げたヒントを参考にすれば、自分が求める検索結果を、より速く、もっと簡単に得られるはずだ。
1.検索対象を絞り込む
検索対象を絞り込むうえで最も効果がある方法のひとつが、検索語を半角の引用符(” “)で囲むことだ。歌の歌詞から映画のタイトルまで、キーワードを引用符で囲むことで自分が探しているものをGoogleに正確に伝えられるようになるので、結果ページから不要な結果を大量に除外できる。検索するキーワードの組み合わせがあまり一般的でない場合に、これは特に有効な方法だ。また、キーワードの直前に半角のマイナス記号(-)を付けることで、その単語が含まれる結果を除外できる。これは特定の関連キーワードやニュース記事を取り除きたいときなどに実に有効な方法だ。逆に、直前に半角プラス記号(+)を追加することで、キーワードを必ず含められるようになる。一般的に、検索に使用するキーワードは多ければ多いほどいいとされている。キーワードを1つか2つ入れればGoogleが自分が探すものを理解してくれると思っているかもしれないが、意図をさらに明確にすることでどれだけ結果が改善されるか知れば驚くはずだ。こうした絞り込みは、自分が見つけたいと思うものにあまり関係ない結果が多数ヒットする場合に、実に役に立つ。
2.特定のサイト内で検索する
Google 検索にはインターネット全体を探して結果を出してほしいケースが多いが、そうではない場合もあるだろう。特定のサイトを調べたい場合や、ほかのどのサイトよりも信頼しているサイトがある場合は、探しているキーワードのあとに「site:」と入力し、そのサイトのメインURLを入力する。これにより、その特定のドメインの結果だけが表示される。この機能は、例えば「Wikipedia」で結果を探したい場合などに便利だ。普通の検索を実行すると、Wikipediaよりも先にスポンサーサイトや最適化されたサイト、偏見がかかったサイトが表示される可能性が高い。こうしたとき、検索窓に「site:wikipedia.org」と追加すれば、Wikipediaだけに絞った結果を得られる。しかも、検索とページランクに関してはGoogleの優れた能力を引き続き利用できるのだ。この方法は、どのウェブサイトに対しても利用できる。例えば、信頼している特定のニュースサイトに対象を絞りたい場合や、公式サイトからの結果を知りたい場合などにも有効だ。
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