拠点間を移動しながら作業するテレワークでは、クラウドベースのGmailが便利
仕事のメールをGmailで管理するようになって10カ月が過ぎた。以前は会社と自宅を行き来する中で、送信済みメールが2つのパソコンに分散してしまい、「どの案件が対応済みか?」が分からなくなることもあった。しかし、Gmailならどのパソコンから見ても、「開封済み/未読」のステータスが維持されているので、拠点間を移動した後もスムーズに仕事ができている。
……この記事を書いている時点で、東京・京都・沖縄でまん延防止重点措置が適用されてから4日が過ぎた。
私が勤めている新宿にある中小企業では現在、各スタッフが可能な範囲でリモートによる業務を行っている。その中で、今回はGmail環境を見直すことにした。
【今回のハイライト】10カ月で溜まったメールが3GB超えいざという時のために、メールをバックアップバックアップしたメールをThunderbirdにインポート【これまでの経緯】緊急事態宣言が発令された2020年4月、筆者の勤めている会社では何の準備もないまま、在宅勤務を始めることになった。仕事の環境は「デスクトップPC+メール」が普通だったため、データを外付けHDDで持ち運んだり、LINEの個人アカウントを流用したりと大混乱。その後、補助金などでNASやノートPCを導入、徐々にテレワーク環境を整えていく……
【2020年4~8月末までの顛末はこちら】