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モバイル決済サービスのSquareが2021年第2四半期の決算報告を行い、ビットコイン関連の投資が同社の営業利益に4500万ドル(約49億円)の減損をもたらしたと発表しました。一方、売上総利益は11億4000万ドル(約1250億円)を記録し、前年同期比で91%増の成長となっています。Q2 2021 Shareholder Letter(PDFファイル)https://s27.q4cdn.com/311240100/files/doc_financials/2021/q2/2Q21-Square-Second-Quarter-Shareholder-Letter.pdf
Square posts $45 million in bitcoin-related impairments in second quarterhttps://www.cnbc.com/2021/08/02/square-posts-45-million-in-bitcoin-related-impairments-in-q2.htmlSquare's Cash App Q2 Bitcoin Revenue Rose 200%, Takes $45M Bitcoin Impairment Loss - CoinDeskhttps://www.coindesk.com/squares-cash-app-q2-bitcoin-revenue-rose-200-45m-bitcoin-impairment-takenSquareは2020年10月、ビットコインへの投資として当時5000万ドル(約53億円)相当だった4709BTCを購入。また2021年2月には1億7000万ドル(約180億円)相当の3318BTCを追加購入し、総資産のおけるビットコインの割合を増やしていました。
ビットコインは価格の変動が激しく、4月に1ビットコインあたりの価格が650万円を上回りピークを迎えた後、7月初旬に350万円を下回り、記事作成時点では430万円ほどとなっています。企業が暗号資産に投資するケースは増加していますが、ビットコインは耐用年数を確定できない無形資産として会計処理されており、ビットコインの価値が帳簿価格を下回った場合、減損処理が必要となります。Squareの決算報告によると、2021年第2四半期は、第1四半期の2倍以上にあたる4500万ドル(約49億円)を減損として処理したとのこと。なお、2021年6月30日時点で同社のビットコイン投資の公正価値は2億8100万ドル(約307億円)であり、帳簿価格を1億2700万ドル(約139億円)上回る形となっています。一方、送金アプリであるCashAppの収益は売上総利益が11億4000万ドル(約1250億円)を記録し、前年同期比で91%の増加となりました。またビットコインによる売上げは27億2000万ドル(約2972億円)で、売上総利益は5500万ドル(約60億円)となり、前年同期比の約3倍を達成。ビットコイン関連の収益増加はビットコインの価格が急上昇し需要が増加したことを受けてのものだとみられています。
なお、Squareは決算報告の中で新たな市場参入や市場拡大について計画中であることも述べました。8月2日には「今すぐ購入、後で支払う」のAfterpayを約3.2兆円で買収すると発表しており、オーストラリアでは販売業者に対するローンの提供もスタートしています。
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in ソフトウェア, ネットサービス, ウェブアプリ, Posted by logq_fa
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